年金と妻と熟年離婚

熟年離婚を考えた時、夫は退職金や年金を半分取れるのは納得いかないと考え、妻は自分も功労者なのだから、半分権利はあると考えがちです。

もちろん夫が外で働いていたように、妻も家で家庭の仕事をしていました。そして家庭を守り、子供の世話をしてきました。夫と同じ権利があるはずです。

年金制度も一昨年に施行された法律で分割されるようになりました。以前の年金制度では厚生年金を支払った夫しか受け取ることができませんでした。老齢年金だけでは生活ができないと、妻には熟年離婚するためのリスクが大き過ぎて、離婚に踏み切れませんでした。

しかし、分割できるようになった途端熟年離婚が増えたのは、やはり妻側の本音がそこにあったのではないでしょうか。

積もり積もったストレスが、本当は噴火寸前だったのに、経済的に独立できなければいつまでも夫と一緒にいるしかないとあきらめていたのが、年金や退職金を半分もらうことによって、一人で気軽に暮らしたいと願ったのです。こうして熟年離婚ブームは、ドラマの中のみでは収まりませんでした。

妻も金銭面で安心を手に入れるため、年金需給分割制度を勉強して、熟年離婚しやすい環境を確かに獲得しました。国に後押しされて、妻が反乱を起こしたのです。世の熟年男性は、慌てないために、早くからそうならない努力をしましょう。

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